2年近くiPhoneを使っていると「朝100%だったバッテリーが昼過ぎにはもう半分に!?」と1日2回以上はiPhoneを充電をしないと使えなくなる…なんてことがありますよね。。
バッテリーの交換が必要なの?でもiPhoneのバッテリーって “いつ” “どこで” 交換すればいいのか分からない!
そんな方へ今回の記事では、バッテリーの“交換時期”と“交換できる場所”について詳しく説明していきたいと思います。
目次
バッテリーの状態を確認する方法
今使っているiPhoneが2018年3月にリリースされたiOS11.3以降のバージョンであればバッテリーの状態を確認する事ができます。この機能はiPhoneのバッテリーがどれくらい劣化していて、現在のバッテリー容量をパーセンテージで確認できる機能です。
新品のiPhoneだとバッテリーの状態(最大容量)は100%ですが、数年使っていると徐々に数値が減っていきます。
設定アプリから『バッテリーの状態』を確認する
①iPhoneの『バッテリーの状態』は設定アプリから確認する事ができます。
設定アプリを開いて少し下の方にスクロールすると【バッテリー】という項目があるのでそこを開きます。
②設定アプリの【バッテリー】を開くと【バッテリーの状態】という項目があるのでそこを開きます。
ちなみにここではバッテリーの使用状況を確認する事ができます。1日の内にどのアプリをどれくらい使っているのかパーセンテージや時間表示で見ることもできます。
③【バッテリーの状態】を開くと【最大容量】という項目があります。その右の方に出ている数値がバッテリーの容量です。
新品のiPhoneは最大容量が100%になっているはずです。。
「数値で見ても分からない!」という方のために少し分かり易く説明すると…
新品のiPhoneは最大容量が100%とすると、画像のiPhoneは80%となっているので最大まで充電しても新品時の80%分しかバッテリー性能を発揮できていないことになります。
最大容量100% ⇒ 100分で電池切れ
としたら
最大容量80% ⇒ 80分で電池切れ
となります。
これをもっと長い時間で考えると…
最大容量100% ⇒ 24時間で電池切れ
としたら
最大容量80% ⇒ 19時間で電池切れ
となり5時間もの差がでてきます。
実際にこの数値が本体性能にどれほど影響を与えているかは分かりませんが、iPhoneのバッテリーが劣化すると性能が低下して本来のパフォーマンスを発揮できなくなるとAppleも認めています。これはiPhoneが突然シャットダウンしてしまうことを防ぐための処置だそうです。
バッテリーの交換時期について
バッテリーの状態を確認する方法は分かっても最大容量が何%くらいになったらバッテリーを交換すればいいのか迷ってしまいますよね?
一番は自分が不便だと感覚的に思った時でいいのですが「みんなの意見も知りたい!」という方のために今回はバッテリー交換時期の数値をお教えします。
ずばり、80%前後でバッテリー交換をしている人が多いようです!
と言うのも、Appleではバッテリーの状態が80%以下にならないとバッテリー交換を受け付けてくれないんです。
と言うことは…80%以下はバッテリーの劣化が認められているので交換時期だと判断できますね。
バッテリー交換の方法について
意外とApple Storeに持って行かないとバッテリー交換できないと思い込んでいる人が多いようですが、実はiPhoneのバッテリーを交換する方法はいくつか存在します。
・Apple正規サービスプロバイダ
・街の修理屋さん
・DIY
主なものを上げてみました。これから一つづつ解説していきます。
Apple Storeで交換する
まずはみんな大好きApple Storeです。Apple Storeがある地域にお住いの方は直接持って行っても対応してくれると思いますが、混んでいることが非常に多いので事前に予約してから行きましょう。
また、近くにApple Storeがなくても郵送での対応も行っています。(数日iPhoneを使えなくなりますが・・・)
予約方法はAppleの公式サイトからできます。
Apple Storeでバッテリー交換に掛かる費用に関してはこちらよりご確認ください。
保証が認められた場合は0円で交換できます。保証対象外の場合、2019年1月現在ではiPhoneX以降が7,800円でそれ以前が5,400円となります。
Apple正規サービスプロバイダで交換する
次はApple正規サービスプロバイダです。「Apple正規サービスプロバイダってなに?」って思うかもしれませんが意外と身近なところにあり、Apple Storeがない地域の方はこちらを利用する事が多いと思います。主にビックカメラやカメラのキタムラなどに入っています。サービス内容はApple Storeと同じ店舗が多いですが、たまに修理料金や対応機種などが違うことがあるのでウェブサイトや電話などで事前に確認しておいた方がいいでしょう。
Apple正規サービスプロバイダのメリットはApple Storeと同じようにAppleの保証(Apple Care+ for iPhone)やキャリア保証(docomo、au、SoftBankが行っている保証サービス)を利用することができる店です。保証に加入していて近くにApple Storeがない場合はApple正規サービスプロバイダを利用しましょう。対応店舗に関してはAppleの公式サイトからも確認ができます。
街の修理屋さんで交換する
最近ではiPhoneの修理を専門とする修理屋さんが増えてきました。安くて早く修理ができるのが街の修理屋さんの特徴で利用している人も増えているようです。
ただ街の修理屋さんを利用するのには注意点がいくつかあります。
・分解後はAppleでの保証サービスを利用する事ができない
・粗悪品を利用している修理屋さんも存在する
・店舗によって技術レベルに差がある
こうやって見ると不安になってしまうかもしれませんが、お店選びをしっかりすれば費用が安く済むので近くの修理屋さんに問い合わせてみましょう。
全国の修理屋さんが掲載されている最安修理ドットコムなどの比較サイトもあるので、こちらから近くの修理屋さんを探して比較してみるといいです。
自分で交換する
「できるだけ安くバッテリー交換をしたい!」という方は自分でやってみるのもアリです。最近ではYouTubeなどでも分解動画がアップされているので、手先が器用な人なら簡単にできると思います。バッテリーはAmazonで購入することができます。
これならバッテリーと一緒に修理に必要な工具も付いているので便利です。念の為バックアップをしてから作業することをオススメします。
ただし、自分で交換する場合は街の修理屋さんに頼むのと同じように分解後はAppleで保証サービスを受けれなくなるので注意が必要です。
※自分でバッテリー交換を行う場合は自己責任でお願い致します。
まとめ
以上がiPhoneのバッテリー交換時期と交換方法についてでした。普段からiPhoneの情報を見ている人にとっては当たり前のことかもしれませんが、意外と知らない人の方が多かったのでまとめてみました。
iPhoneのバッテリー交換の時期 ⇒ 最大容量が80%前後です。
またiPhoneのバッテリー交換ができる場所はApple Store以外にも様々なところでできるので自分に合った方法で交換しましょう。iPhoneのバッテリー交換は意外と気軽にできるということが分かってもらえたと思います。iPhoneの動きが“重い” “遅い”と思ったらバッテリー交換を検討してみましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。